・ペルー料理を楽しむ会 2023.10.28

講師の宮城(みやしろ)マリア・エレーナさんは祖父母が1936年に沖縄から移民され、ペルー生まれのご両親の元で暮らしましたが、2004年に日本に戻られました。今もスペイン語のほうがお得意です。

今回教えていただいたのは、ほうれん草とバジル、チーズで作ったソースをパスタに絡ませる「タヤリネス・ヴェルデ(緑のパスタ)」。

もう一品はゆでたジャガイモを1センチくらいの厚さに切って、ペルー独特のアヒ・アマリージョという南米独特の唐辛子にカッテージチーズなどをまぜてミキサーにかけて作ったトロリとするソースをかけ、その上にゆで卵と赤いオリーブを乗せていただく「パパ・アラワンカイナ(じゃがいも料理)」。

相変わらず現場ではドタバタ、レシピとは違う順番で先生が混ぜていったり、オリーブオイルと間違ってサラダオイルを使ってしまったためあわてて買いに行ったり...。でも、おおらかな参加者に助けられて最後はちゃんとペルー料理ができました!食事にだけ参加されたお嬢さんが、口にされたとたん「美味しい」と言ってくださって感動。

毎回ながら料理は、それぞれの国・地域の文化だと痛感。タヤリネス・ヴェルデはきれいな緑色。ジャガイモの上にとろりとかけたソースはきれいなクリーム色で赤いオリーブが映える。講師のエレーナさんは塩小さじ一杯などとは言いませんが、各テーブルを回って参加者と一緒にひとつずつ味見して、牛乳やオイル、塩で納得いくまで調整します。ミキサーにかけるときもソースの色とトロミをみながら時間を調整。その結果じゃがいもにかけるソースはみんなトロッとできました。
参加者の皆様がご自宅で作ってみた結果もお知らせしていただきたいですね。