・ペルー料理を楽しむ会 2025.10.25

10月25日はペルー料理を楽しむ会でした。

講師の佐久間幸子さんは両親が移民2世。ペルーの首都リマで育ち、2008年に日本に来ました。当初は習慣の違いや言葉の壁があり戸惑うことも多かったのですが、今では安全で暮らしやすいと感じることが多くなったそうです。
今回は見た目がまるでケーキのようなペルーのポテトサラダ「カウサ」を教えてくださいました。

材料 6人前

じゃがいも 6個 インカのめざめなど黄色いじゃがいもを使用すると、よりきれいな仕上がりに。
レモン   1個
アボガド 1個
ツナ缶(ノンオイル)  2缶
卵2コ
万能ねぎ 3本
赤玉ねぎ 2個
パクチー 3本
アヒ・アマリージョ(冷凍のもの)  1個
ペルー産オリーブ(黒いもの) 6個
オリーブオイル 小匙3
サラダ油 小匙1
マヨネーズ   大匙6杯
塩・胡椒
★ アヒ・アマリージョは、アンデス地域で栽培される辛味のある黄色い唐辛子で日本ではペーストの瓶詰も売られていますが、今回は唐辛子が丸ごと冷凍になっているものを使いました。
★今回はペルー産のオリーブを使いましたが、他のオリーブで代用することも可能と思います

作り方

まず、アヒ・アマリージョを作ります。
冷凍のイエローホットペッパーを解凍し、辛くなるので種を取り除き、よく水洗いして、茹でてからさっとゆでます。
フライパンで焼いてから、水少々を加えてミキサーにかけ、ペースト状のソースをつくります。

鍋にお湯と一つまみの塩を入れて、じゃがいもを柔らかくなるまでゆで、温かいうちに皮をむきます。
大きめのボウルのなかでマッシュにして、冷ましておきます。

卵はゆで卵にしておきます。
アボガドは皮をむき、1㎝の厚さにスライスしておきます。
万能ねぎは小口切りに。

赤玉ねぎはみじん切りにして、塩水にさらしておきます。
塩水にさらした赤玉ねぎに塩を振りかけて、混ぜながら水気をきっておきます。 

ボウルにほぐしたツナ缶、マヨネーズ、万能ねぎ2本分、赤玉ねぎを入れ、白胡椒をして混ぜておきます。

冷ましたじゃがいもにアヒ・アマリージョ、絞りたてのレモン果汁、塩を加えて味を調え、オリーブオイルとサラダ油をたらし、手でよくこねます。ここで丁寧にこねておくと出来上がりが滑らかになります。

グラスなどの容器にじゃがいも1人前の半量を入れ、平らにならします。
そのじゃがいもの上にスライスしたアボカド、卵をきれいに敷き詰め、その上にツナをふんわりと置いてならします。
 ツナの上にさらにじゃがいもをのせ、スプーンの背で平らにします。
最後にマヨネーズを薄く塗った上に、オリーブ、パクチーの葉、万能ネギで飾り付けて完成。

容器を使わずに、ラップの上にじゃがいもを薄くのばし、ツナなどの食材をのせて巻くと大勢でシェアしやすいロールケーキ状に仕上がります。
ケーキ型などに詰めてからお皿に開けるとパーティー向きのおしゃれなカウサが出来上がります。
アイデア次第でいろんなカウサをお楽しみください。

ご参加ありがとうございました。