・中国料理を楽しむ会 2025.11.29


講師の何 抻(カ クン)さんは、中国の黒竜江省 チチハルのご出身で、30年前に日本に来られました。
中国の各地方にはそれぞれの肉まんや水餃子などがあってご自宅で皮から手作りされるそうです。
今回はジューシーで薫りたかくおいしい手作り肉まんの作り方を教えていただきました。

材料 6人前(12個)

<皮>
中力粉 400g
ドライイースト菌 4~5g
ベイキングパウダー
砂糖 4~5g
★肉まん紙:蒸す際に中華まんの皮が蒸し器にくっつくのを防ぐための穴が開いた敷紙で、通販でも買えます。キッチンペーパーを切って、穴をあけたのでも代用できます。

<具>
豚ひき肉 400g
卵  1個
小葱   二分の1把
生姜   10g
オイスターソース 
醤油    30g
サラダオイル 大匙2杯程度
塩、胡椒  少々

作り方

皮の作り方

中力粉にイースト菌、ベイキングパウダー、砂糖、水200ccをまぜて、10分ほどおく。
力を入れて、よくこねる。

丸いボール状にして土鍋などに20分から30分寝かせて発酵を待つ。(その間に具の準備をする) 
鍋から出して、まな板の上で良くこねて空気を抜く。
太い棒状にして、12個に切り分ける。

1個ずつ麺棒を使って外回りが薄くなるようにのばす。

薄くなったおよそ直径20センチくらいにのばした皮に具をのせて丸める。
指でひだをたたむようにして具を包む。
包んでから20分程度、自然発酵させる。皮を指で押して弾力があれば発酵している。


<具の作り方>

小葱の根の部分1センチくらいを切り落とし生姜を薄く切る。小葱の青い部分はみじん切りにする。
小葱の根と生姜に150CCくらいのお湯を注ぐ。
葱と生姜の香りが立つ湯を冷ましてから、挽肉に注ぎ、やわらかくする。

肉の上に、調味料(オイスターソース、醤油、塩・胡椒)と小葱のみじん切りを乗せる。
大匙いっぱい程度の油をフライパンで熱し、葱の上からかける(ネギ油ができる)。
さらに卵を割入れ、よく混ぜる。

<蒸す>

発酵した肉まんを穴の開いた肉まん紙に載せる。
沸騰した蒸し器に肉まんをいれて13分くらい蒸す。
火を止めてから5分くらい置くとふんわりした肉まんのできあがり。

熱々の肉まんをいただきながら、同じテーブルの方との話が弾みました。
発酵を待つ間には講師の何さんのお話を伺ったり、参加者からの質問などに答えていただいたりして、楽しい会になりました。
お忙しい中講師を引き受けてくださった何さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。